お墓の周りに雑草が生えなくする工夫

お墓のお手入れで大変なのはやはり除草です。
お墓には頻繁に通うわけではありませんので、お墓にいつ度に除草しなければいけないのは大変といえますね。
雑草を生えないようにする工夫はどんなものがあるのでしょうか。

除草剤:
手間がかからず、雑草の根も枯らしてくれるので一定期間雑草が生えるのを防いでくれます。
しかし、お墓に除草剤を使うのには抵抗かあると考える人も少なくありませんし、近隣のお墓にも影響を与えてしまいます。
また、環境に与える影響もあり、使用自体が禁止されている墓地もありますので、手軽に使用できるかといえば疑問があるといえるでしょう。

セメントや固形化土で地面を固める:
自分で行う場合、かなりの労力が必要となりますが、長期的に雑草が生えるのを防ぐ事ができます。
しかし、素人作業では仕上げが難しく、施工業者に頼んだ場合の工賃も高額です。
また、経年による劣化やセメントの下に草の根が伸び、時間をかけてセメントを侵食していく場合もあり、景観が損なわれる可能性があります。
また、セメントに比べて固形化土は景観をあまり損ないませんが、経年劣化による入れ替えが非常に困難と言うデメリットもあります。

土面を砂利に入れ替える:
費用がかなり掛かるというデメリットはありますが、効果的です。
砂利にする事で水はけが良くなる為、雑草が育つのに必要な水分を確保する事ができなくなることで雑草の育成を抑えることができます。
しかし、定期的なメンテナンスが必要で、自然と土が砂利の中にたまっていき、そこから雑草が生えてきてしまいます。
砂利を厚めに敷くことで効果は長く続きますが、その分費用が掛かってしまいます。
しかし、費用対効果の面から言えばお勧めの方法といえます。

それぞれ、メリットとデメリットがある物の、一定の雑草対策の効果はあります。
どれか一つではなく、例えば、固形化土の上に砂利を敷くと、固形化土の劣化を防ぐのにも繋がりますし、景観もよく、雑草抑制効果もより期待できます。

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